2018年の春に完成してからゆっくり見たことが無かったので行ってきました。街中に何これって感じですが・・・
柵の横に取付された案内板を見てこの形がようやく理解出来ました。金沢の地理が頭に入っていないとなかなかイメージしにくいと思いますがこの土を盛った土手(土居)と堀が「升形」の一部で、現在の金石(金沢の海側の町)方面から城下町に入る入口だったようです。
土居の側面に取付されている案内板には金沢城の周り取り囲むように作られた「惣構」(城下町を敵の攻撃から守る堀や土居)の位置が示されていて、この場所がどのあたりなのか分かるように案内しています。
金沢が城下町であることが分かる貴重な絵図面です。