金沢城の石垣めぐり

現在兼六園は閉園中ですが、金沢城公園は散策できます。前回に続いて石垣を紹介します。金沢城の石垣めぐりを番号順に紹介していきます。

①「石川門石垣」 右と左で積み方が違い、右側は「切石積み」左は「粗加工石積み」など記載されています。

②「内堀石垣(鶴の丸付近)」 平成11年から12年にかけ、菱櫓や五十間長屋などとともに復元されたなど記載されています。

③「菱櫓・五十間長屋・橋爪門続櫓石垣」 平成10年から12年にかけ、菱櫓等の復元に伴って、一旦解体された後、積み直しが行われたなど記載されています。

④「二の丸北面石垣」 この付近の石垣は、形や大きさをそろえた粗加工石が積まれているなど記載されています。

⑤「土橋門石垣」 前の石垣に組み込まれた六角形の石(亀甲石)は、水に親しむ亀を表したもので、防火の願いが込められているなど記載されています。

⑥「数寄屋敷石垣」 石積みの技法は、石の正面を長方形に仕上げた「切石積み」で、刻印が見られるなど記載されています。

石垣の刻印は200種類を超えるなど記載されています。

⑦「戌亥櫓石垣」 この石垣は、「粗加工石積み」の積み方をしていますが、石の隙間に平らな石をはめ込み「切石積み」のように見せる技法が用いられているなど記載されています。

⑧「三十間長屋石垣」 「切石積み」の技法で積まれていますが、表面の縁取りだけをきれいにそろえ、内側をあらいままにしておく「金場取り残し積み」という技法がもちいられているなど記載されています。

tおなる

⑨「鉄門石垣」 「切石積み」の技法は、城の重要な部分に用いられています。本丸への入口となるここ鉄門の石垣にも「切石積み」が見られます。

⑩「東の丸北面石垣」 金沢城の初期の姿を伝える数少ない貴重な石垣です。自然石や粗割りしただけの石を緩い勾配で積み上げた「自然石積み」になっていますなど記載されています。

金沢城の石垣めぐりに案内されているところを回ってきました。今回はここまでにします。石垣について、他にも案内したいところがあります。あらためて紹介させていただきます。

 

 

最新情報をチェックしよう!